T61 CPU換装

T61のCPU換装に挑戦してみました

使用機は4:3のT61(8890-26J)です。
ワイドっぽく見えますが14.1インチ4:3です。
左のヒンジがT60より太いです。

 

T61 8890-26J

 

IBMロゴではなくて、ThinkPadロゴです。
ちょっとキズがあるだけで、わりときれいでした。

 

4:3なので、T60の4:3と分解方法はあまり変わらないと思います。

事前準備

CPUの換装をするのは今回が初めてなので成功するかどうか分かりませんが、とりあえず情報を集めてやってみました。

 

同世代のCPUでは、T9500まで載るようですが、少々お高いのでT9300を使うことにしました。
2.60GHzと2.50GHzくらいの違いでは、体感的にはそんなに変わらないハズ、と自己暗示しましたw

 

チップセットは対応していても、BIOSが対応しているかがポイントですので、CPU換装前に一応BIOSのアップデートをしておきました。

 

公式の最新BIOSでいけそうですが、公式のBIOSはSATAUに対応していなかったと思うので、どうせならSATAUを使えるように、改造BIOSを入れておきました。

 

検索すればすぐに見つかるので、あえてここでは改造BIOSの紹介はしません。
(この程度の探し物ができなければ分解とか無理だと思いますし、アップデートに失敗すれば致命的ですからね。)

 

あと、使用するCPUは、信頼できるところから仕入れましょう。
ピンに、はんだクラックがあると、システムボードが逝ってしまう場合があるようです。

 

では、始めてみます。

T61を分解

裏返してバッテリーを外します。
丸印7本のネジを外します。

 

T61 裏面

 

T60とほぼ同じです。
メモリーの増設や交換は黄色丸印4本、キーボード交換は赤色丸印までの5本でOKです。

 

ファン交換やCPU換装するには、キーボードベゼルを固定している水色丸印の2本を含めた7本になります。

 

表を向けて、パームレストを外します。

 

T61 パームレスト

 

パームレストの左右に少し出っ張りがあるので、簡単に手前に起こすことができます。
作業自体はT60やT500などと同じですが、作りが若干違うみたいです。

 

とりあえず、パームレストとキーボードを外しました。

 

T61 キーボードを外したところ

 

外し方は、T60T500と同じくフィルムを引っ張るだけです。

 

キーボードベゼルのネジ2本を外します。

 

T61 キーボードベゼルのネジ

 

キーボードベゼルを外す場合は、両サイド側を外してから手前に引っ張るのはT500などと同じです。
外れにくい場合は、割れない程度にクネクネやっていると外れますw

 

キーボードベゼルを外したら、ファンアッセンブリを固定しているネジ6本とファンのコネクタを外します。

 

ファンアッセンブリのネジ

 

邪魔なので、黒いコネクタも外しておいたほうが良いと思います。

 

T61 モデムコネクタ

 

ファンを外してみました。

 

ファンアッセンブリを外したところ

 

当たり前ですが私がグリスを塗るより上手に塗ってあったようです。
私が塗ると、もっとはみ出します(笑)。

 

試しに塗ってみました。

 

T61 CPUとGPUにグリス

 

ヘラも持ってるんですけど面倒ですし均一に塗る自信が無いので、グリスが入っている注射器の先でグリグリ・・・。
ちょっと量が多いと思うのですが、自作PCとかしたことがないので、良く分かんないです。

 

グリスはこれまで何度か塗ったことがありますが、だいたいいつも「こんなもんでええかな・・・」という感じで、勘というか感覚でやってますw

 

せっかくグリスを塗ったので、ファンユニットを取り付けて押さえ込み、もう一度外してみました。

 

ファンアッセンブリ グリスの確認

 

最初に外した時と比べると少しはみ出していますが、これくらいならまだマシなんじゃないでしょうか?
グリスが足りないくらいなら多いほうがマシらしいので、こんなもんでいきましょう。

 

では、CPUを外します。
マイナスドライバーで、反時計方向に水色矢印のネジを回します。

 

T61 CPUを外す

 

軽く回して止まったところ(写真A)から、少し力を入れてさらに回すと、カチッっという感じでネジが回ってCPUが上側(液晶側)にズレます(写真B赤色矢印に隙間ができる)。

 

外せる状態になりましたので、外して並べてみました。

 

T9300とT7300

 

なんかコア裏の端子の並びが違うんですけど大丈夫なんでしょうか?w
規格合ってるのかな・・・。
ピンの配置は合ってるから、挿すことはできそうだけど、この辺はやったことが無いので、行き当たりばったりですな(笑)。

 

ピンを曲げないように、慎重にT9300を装着してグリスをグリグリ塗ってみました。

 

T9300にグリス

 

あとは、ファンアッセンブリから順番に組み込んで戻していけばいいだけです。
分解したついでに、メモリーも4GBに増設しておきました。

 

メモリ SDX667-2GX2/EC

 

T60でも使った、I・O DATAのメモリー SDX667-2GX2/ECです。
T500の4GB2枚よりも価格が高いので、もったいない感じもしますw

 

せっかく撮ったので、メモリ増設写真を少々。

 

T61 メモリ増設作業

 

で、立ち上げてみました。
さすがに今回は立ち上がるか不安でしたが、ちゃんと立ち上がってくれました。

 

Windows7Pro64bit、メモリ4G、HDDはWD1600BEVTでのエクスペリエンス、

 

T61 Windowsエクスペリエンスインデックス

 

プロセッサは納得の6.1ですね。
メモリは、2GB 5.5 → 4GB 5.9でした。

 

あと、SATAUだと5400rpmのHDDでも5.9出るんですね・・・。
T60で5400rpmだと、5.3とか5.4とかしか見たこと無かった。
体感でそんなに変わらないような気もしますが・・・。
ついでにCrystalDisk。

 

WD1600BEVT CrystalDisk

 

安かったので適当に買ったハードディスクでしたが、まあまあ良い感じ。
今後のテスト用HDDに採用しよう(笑)。

 

スーパーπ104万桁は、18秒でした。

 

スーパーπ

 

T61のCPU換装自体は、そんなに敷居は高くなかったので拍子抜けの感がありましたが、何が面倒かっていうと、キーボードベゼルを外すのが結構面倒なんですよね。

 

ファン交換もキーボードベゼルを外さないとできないので、あまり触ったことがない人は、このあたりが一番面倒なのかな〜。

 

まあ、お遊び用にはT61は価格的にも安いしちょうどいいので、練習台にはもってこいですよね(笑)。

 

ワイド仕様のT61も同じような感じで分解できます。写真も撮ってあるけどT500とかT60の分解とほとんど同じなので、さすがに解説は要らないでしょう(笑)。
T61ならT9500まで載るのは基本的にどの機種でも同じだと思います。

 

ちなみに、XPのクリーンインストールで使うなら、T60用に作ったCDにICH8Mのドライバも入れておけばOK。

 

使い勝手はほとんどT60と同じで、スペックアップした感じですね。
単純作業のサクサク感は、どちらかというとT500に近い感じで、十分メインで使えるPCだと思います。

 

つくづく15インチ4:3の最新機種があればなぁ〜、って思います(笑)。

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